[2015年03月29日]

鶏の目に空はるかなり花蘇枋

河野友人

花蘇枋(はなずおう)が春の季語。紫荊(はなずおう)、蘇枋の花も同意の季語です。
葉の出ないうちに咲く花はいろいろありますが、花蘇枋のように紅紫色の小さな花を枝いっぱいに、びっしりつまっているものはほかにありませんね。
マメ科の落葉低木で中国が原産地。江戸時代の初期に渡来しました。原産地では15メートルにもなると言いますが、日本では2〜4メートルの低木として栽培し、庭などに植えて観賞しています。花の色が南方産の蘇枋の木からとる染料の赤色に似ているところからこの名前が付けられました。
この句は、鶏(とり)の目から、ほかにはない印象的な色をしている蘇枋の花を透して、はるかな空を見上げています。
作者こうの・ゆうじんの紹介は、2007年6月4日を参照。
(出典:青柳志解樹著「俳句の花(上)」、創元社、2008年刊)
・近くのコミュニティセンターでは、2本の寒緋桜が咲き始めました。ソメイヨシノに比べれば、花の色は紅が強い感じです。横須賀市西公園のソメイヨシノはまだつぼみですが、今週中には咲きはじめそうです。
選抜高校野球は、一番面白い準々決勝。雨の中で戦っています。

投稿者 m-staff : 2015年03月29日 09:47

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