[2015年04月02日]

白木蓮の散るべく風にさからへる

中村汀女(1900〜89)

白木蓮(はくもくれん)が春の季語。木蓮、木蘭、紫木蓮、白れん、更紗木蓮なども同意の季語です。
白木蓮は、「木蓮」よりも開花が早く、しばしば遅い霜に襲われることがありますね。
モクレン科の落葉高木。中国原産で、庭や公園などで見られますね。横須賀市西公園でも見られます。同じ仲間の紫の「紫木蓮」は、高さが3メートル程ですが、白木蓮は幹が直立して枝を広げ、10メートルから15メートル以上にもなる堂々としたものもありますね。葉に先だってよい香りのする花を梢一杯に開きます。
この句は、白木蓮の大きな花が風に逆らって散っています。それはあたかも散るために風に逆らっているように見えると詠っています。微細な観察力が光りますね。
作者なかむら・ていじょの紹介は、2005年1月4日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・昨日の選抜高校野球決勝戦は、誰も予想しなかった敦賀気比対東海大四高。雨天の中で、本当に良い試合をしました。勝負事ですから両校ともに優勝というわけにはゆきませんが、球史に残る試合でしたね。

投稿者 m-staff : 2015年04月02日 09:13

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