[2015年04月08日]

ぬかづけばわれも善女や仏生会

杉田久女((1890〜1946)

仏生会(ぶっしょうえ)が春の季語。花祭、灌仏会(かんぶつえ)、降誕会、誕生会、浴仏会、花御堂、花の塔、花亭なども同意の季語です。
釈迦の誕生日と言われる4月8日は、その降誕を祝って全国の寺院では法会が行われます。この日は、花御堂と言って、様々な花(つつじ、しきみ、しゃくなげ、うつぎ)などで作った小さな堂を境内に置き、その中に銅製の誕生会の像を安置して、参詣人がその頭上から竹柄杓で甘茶を注ぎます。古くからわが国では神の日として祝いました。
ここで言う「善女」は、仏様に帰依した在俗の女性のことを言います。あの「善男善女」のことですね。作者は、とかく問題を起こして波風の絶えなかった人ですから、この句は意味深な響きがありますね。
作者すぎた・ひさじょの紹介は、2005年1月26日を参照。
(出典:「合本 俳句歳時記第三版」角川書店、2003年刊)
・今日の横須賀の天気はまるで冬に逆戻り。雨が降り、冷たい北風が吹いています。それでも桜はまだ花が枝にしがみついているような状態。風邪を引かないように暖かくしていようと思います。

投稿者 m-staff : 2015年04月08日 10:01

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