[2015年04月09日]

花冷や茶漬にのせし塩昆布

鈴木真砂女(1906〜2003)

花冷(はなびえ)が春の季語。花の冷えも同意の季語です。
桜が大分散ってしまいましたね。桜の咲くころは気温の変化が激しくて、不意に寒くなるころがあります。よく知られているのは京都の花冷えで、俳句に使われるようになったのは近年ですね。
随分に暖かくなったと思ったら急に雲が出て冷えてしまうことがあります。油断をしていて、風邪を引きそうになることがあります。そのような時は身体に応えますね。
この句は、そのような花冷のときに、暖かい茶漬けを食べたくなり、
塩昆布の一つまみもあれば御の字です。ここでは塩昆布が大事な役割を持っていますね。作者の季語の使い方の巧さに感心してしまいます。生活派、人生派の面目躍如と言ったところでしょうか。
この句は、1969(昭和44)年刊行の第三句集「夏帯」に所収されています。
作者すずき・まさじょの紹介は、2005年1月16日を参照。
(出典:「鈴木真砂女全句集」角川書店、2001年刊)
・天気が回復しました。まだ桜は大丈夫です。イチローは2試合で2打席、ここは我慢の時ですね。マリナーズの岩隈投手が登板します。

投稿者 m-staff : 2015年04月09日 09:41

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