[2015年04月10日]

人を見ぬ残花や山河くすくすと  

永田耕衣(1900〜98)

残花が春の季語。残桜(ざんおう)、残る花、名残の花、残る桜なども同意の季語です。
散り残った桜を言います。満開の桜も風雨にさらされて、うっすらと咲き残っている桜の花。山ふところの桜でしょうか。花の盛りには、花に浮かれた花見の客でにぎわいますが、もう名残の花を見る人もちらほらです。山の木々も芽からやがては葉に萌え出して、その薄い緑の中にぽっと一つだけ咲き残った桜。
春の陽光の中に、この淡い名残の花を浮かべて、山河がまだ咲いているのをくすくすと笑っているようだ、と作者は伝えてくれます。何でいつまで咲いているのと言わんばかりですね。「くすくす」が見慣れない表現ですが、不思議に句を引き立てていますね。
作者ながた・こういの紹介は、2005年2月25日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・セリーグのDeNAが4連勝をして単独で首位になりました。まだ12試合ですが、今年は台風の目になるかしら? 投打がかみ合っているうちに勝てるだけ勝っておくことでしょうね。そのうちに息切れをしますよ。

投稿者 m-staff : 2015年04月10日 09:08

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