[2015年04月11日]

谷かけて木五倍子の花の擦れ咲

飯島晴子(1921〜2000)

木五倍子(きぶし)の花が春の季語。豆五倍子(まめぶし)、黄藤(きふじ)も同意の季語です。
散歩道のあるお宅では五倍子の花が咲いていて、いつもこのころになると目を楽しませてくれます。
キブシ科の落葉低木。高さが2、3メートルで低い山や丘陵地帯に植えられています。春になると、葉の出る前につぼみをいっぱいに付けた黄色花をたらして、枝元から咲きます。秋にはぶどう状の実をつけますが、この実を、タンニンの原料五倍子の代用にしたので「きぶし」という名前が付きました。
この句は、山の谷間で五倍子の花が枝枝に擦(こす)れて咲いていると詠っています。
作者いいじま・はるこの紹介は、2007年7月9日を参照。
(出典:「新版・俳句歳時記(第二版)」、雄山閣、2003年刊)
・今日の横須賀は冷たい雨が降っています。ヘンデルの世俗カンタータを聴いています。テレビではヤンキースとレッドソックスの試合をやっています。去年はここに黒田とイチローがいました。

投稿者 m-staff : 2015年04月11日 09:32

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