[2015年04月14日]

生涯は一度落花はしきりなり

野見山朱鳥(1917〜70)

落花が春の季語。花散る、散る花、散る桜、花吹雪、飛花、花屑、花の塵、花筏なども同意の季語です。
たくさんの花の重みで枝が下がっていた桜も、もうほとんど散ってしまいました。桜の花の命は短いですね。その散る様子を落花と言い、花吹雪と言って愛惜にかられます。
桜はしきりに散ってゆきます。美しい花の時期は短くて、命のはかなさを思わずにはいられません。作者はそれを見ながら一回限りの生をいとおしんでいます。物から精神の写生へと一歩踏み込んだ心の綾を念頭に落花と人生を関連付けたのがこの句ですね。
同じ作者に次の句があります。
母が呼ぶ声かも知れず散るさくら  朱鳥
作者のみやま・あすかの紹介は、2007年6月14日を参照。
(出典:村上 護著「きょうの一句」、新潮社、2005年刊)
・今度の統一地方選の前半は、歴史的な低投票率。日常活動の差がもろに出てきた印象を受けますね。特に民主党は、政策をしっかり定めて巻き返しを図るべきです。後半戦も同様な結果になるでしょう。民主主義は形ばかりで形骸化しています。

投稿者 m-staff : 2015年04月14日 09:59

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