[2015年04月19日]

春月や犬も用ある如く行く

波多野爽波(1923〜91)

春月が春の季語。春の月、春月夜、春満月、春三日月、月は春なども同意の季語です。
春の月は、朧月に代表されますが、春の初めには冴え冴えとした感じ、仲春には暖かい様子、晩春には朧になりますね。それらのいずれも春らしい月です。黄色い月、おぼろな月、春らしい情感があふれています。秋の月とは対照的ですね。
この句では、作者が暖かな春の月に誘われて散歩に出ました。すると向こうから犬がやってきました。どことなくいかにも用があるような分別くさい顔をしています。作者もそのような分別くさい顔をして散歩をしているかと思うとおかしくなった、と詠っています。この作品は1952(昭和27)年ですからまだ犬は放し飼いをしていたのでしょうね。
作者はたの・そうはの紹介は、2005年3月15日を参照。
(出典(出典:吉田悦花著「わん句歳時記」、チクマ秀版社、2006年刊)
・ヤンキースの田中投手がレイズ相手に投げています。5回までは完璧なピッチング。見方が6回に2点を入れました。勝ってくれよ。

投稿者 m-staff : 2015年04月19日 09:38

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