[2015年04月22日]

百代の過客しんがりに猫の子も

加藤楸邨(1905〜93)

猫の子が春の季語。仔猫、猫の親、猫の産、子持猫も同意の季語です。
猫は年中、子を産みますが、春が最も多い季節ですね。妊娠期間は約2か月で、4匹から6匹を産みます。生まれた子猫は目や耳はまだ閉じられていて、10日ほどで開き、3週間ほどで離乳しだし、遊び始めます。じゃれたりとびかかったりして攻撃と防御を覚えま、4か月で独り立ちします。可愛いですね。
この句は、松尾芭蕉の「おくのほそ道」の冒頭の「月日は百代の過客にして、行かふ年もまた旅人なり」を受けて、旅人のしんがりに「猫の子」を配しています。作者は猫が大好きで、猫に関する多くの名句を作っています。
同じ作者に次の句があります。
捨て仔猫少女去りもうあてもなし  楸邨
ペーソスを感じますね。
作者かとう・しゅうそんの紹介は、2005年1月22日を参照。
(出典:村上 護著「今朝の一句」、講談社、1995年刊)
・マーリンズのイチローが6番レフトで先発出場をしています。ナショナルリーグの弱小チームで苦戦していますが、期待と言えば、チーム全体が若いのでうまく投打がかみ合えば面白い存在になります。イチローは5回にレフト前にヒットを打ちました。

投稿者 m-staff : 2015年04月22日 09:18

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