[2015年05月18日]

谷ゆけば硫黄こぼるる花卯木

秋元不死男(1901〜77)

花卯木(はなうつぎ)が夏の季語。卯の花、空木の花、梅花うつぎ、姫空木、箱根うつぎなども同意の季語です。
卯の花は、むかしは時鳥と並んで初夏の代表的な風物の一つとして多くの人に好まれました。高さは1メートルから2メートルほどのユキノシタ科の落葉低木、白い小花を枝先にたくさんつけます。白く咲き乱れている様子は月光や白波にたとえられています。関連する季語も多く、「卯の花月」「卯の花腐し」「卯月曇」「卯の花曇」などがありますね。
この句の卯の花は、「箱根うつぎ」でしょうね。この句を読んですぐに連想するのは箱根の大涌谷付近です。17日のニュースでは「大涌谷の地面が最大12センチ隆起している」と言っています。いずれは水蒸気爆発が起こる可能性があります。大涌谷の硫黄がこぼれているあたりの卯の花は、作者と同じように、きっと顔をしかめているように思われます。
作者あきもと・ふじおの紹介は、2005年4月24日を参照。
(出典:青柳志解樹著「俳句の花(上)」、創元社、2008年刊)
・大阪の橋本劇場に幕が落されました。私の予想は、僅差で反対が通る、でした。実際は、10,740票差。これから大阪、維新の会はどうなるでしょうか。メジャーリーグは、サンフランシスコ・ジャイアンツの青木が勝利に貢献。マーリンズは、監督とベンチコーチが退任。イチローも大変ですね。

投稿者 m-staff : 2015年05月18日 08:01

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