[2015年05月23日]

卯の花の満ちたり月は廿日頃

江森月居(1756〜1824)

卯の花が夏の季語。空木の花、花卯木、山卯木、卯の花垣も同意の季語です。
五枚の白い花弁を持った小さな卯の花が雪のように固まって咲く様子は、とても清楚な感じがしますね。
この句は、地上では卯の花が一面に咲き満ち、夜も更けて廿日(はつか)ごろの月がその上に浮かんでいます。十五夜が過ぎると月は欠けはじめます。廿日ごろには輝きがほぼ失われて半月の形になります。初夏の爽やかな夜更けの気分がよく表されていますね。
作者えもり・げっきょは、京都生まれ、俳諧は与謝蕪村門。蕪村自慢の弟子でしたが、師没後は旅に出たりして同門から遠ざかりました。1790(寛政2)年には、二条家の俳諧に列するほどの京都の宗匠になりました。当時、江戸の鈴木道彦、中京の井上士朗と並んで、三大家に数えられました。
(出典:日本古典文学大系92「近世俳句俳文集」、岩波書店、1964年刊)
・マイアミ・マーリンズのイチローは、2,874本目のヒットを達成。かのベーブ・ルースの記録を超えました。ボルチモアでオリオールズと対戦中。チームは7連敗中。

投稿者 m-staff : 2015年05月23日 08:58

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