[2015年05月24日]

槻の空斯く耀けり夏つばめ

篠田悌二郎(1899〜1986)

夏つばめ(燕)が夏の季語。
近くのバス停横の駐車場には、「燕の巣あります」と注意の掲示板が掛けてあります。管理者の優しい心遣いが感じられます。そこの天井からは親燕が元気に行き交っていました。
燕は、春に南方より渡来して、秋になるとまた南へ帰りますが、夏は、子燕を育てるために忙しく飛び回って餌を運んでいますね。春に来た時の燕とはまた違ったおもむきがあり、餌を運ぶところ、子燕の様子など印象に残る姿を見せてくれます。
この句の槻(つき)は、欅(けやき)の古名で、高さは20メートルにもなる大木。それを見上げて5月の光に斯(か)く、耀(かがや)く空に、夏の燕が勢いよく飛んでいます。
作者しのだ・ていじろうの紹介は、2005年7月26日を参照。
(出典:村上 護著「今朝の一句」、講談社、1995年刊)
・大相撲夏場所は今日千秋楽、誰が優勝するかは予想もつかない状況です。3敗は白鵬、照ノ富士、4敗は6人。初日に白鵬が1敗したことから始まった今場所、最後は誰が栄冠を手にするのでしょうか。面白いですね。

投稿者 m-staff : 2015年05月24日 09:52

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