[2015年06月08日]

ぼうたんに波うつてゐる真闇かな

鷲谷七菜子

ぼうたんが夏の季語。牡丹、富貴草、深見草、白牡丹、緋牡丹、黒牡丹なども同意の季語です。
ボタン科の落葉低木。高さは50センチから1メートルぐらい。原産地は、中国の西北部からブータン地方とされています。日本へは奈良時代に薬用として中国から渡来しましたが、観賞用として広く栽培されるようになったのは江戸時代からです。濃艶華麗な大きな花を咲かせます。紅、緋、淡紅色、白など多彩で、花の散る様子はとりわけ風情がありますね。
この句は、真剣に花と向き合っている作者の心の中を吐露しています。
同じ作者に次の句があります。
牡丹散るはるかより闇来つつあり  七菜子
この句も同じ状態の中で生れました。ひたひたと闇が押し寄せる光景が浮かんできます。
作者わしたに・ななこの紹介は、2006年3月9日を参照。
(出典:阿部誠文著「輝ける俳人たち」、邑書林、1996年刊)
・女子サッカーW杯のドイツとコートジボワール戦は、10対0でドイツの勝ち。アフリカ大陸はまだ夜明けを迎えていないようです。日本は明日朝にスイスと対戦します。これにどうしても勝たないとメダルは無理ですね。楽しみです。

投稿者 m-staff : 2015年06月08日 09:10

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