[2015年06月16日]

思ひまたしづかにくもり藻が咲けり

上田五千石(1933〜97)

藻が咲くが夏の季語。花藻も同意の季語です。
藻類には、まつも、たつも、きんぎょも、ばいかも、やなぎも、ふさもなどがあります。淡水のものは湖沼や川の流れに生えて、春に繁茂して、夏になると花を開きます。緑黄や白い花が多く見られます。水の量や水の流れによっては浮き沈みする姿が面白く映ります。なお、金魚鉢に入れるのは、まつも。藻の花でひときわ美しいのは、白いばいかもです。
この句は、青い藻の間に浮かぶ花の水に揺らめくのを見て、また作者のうつ状態がぶり返したようです。浮世は思いが伝わないことばかりですね。
作者うえだ・ごせんごくの紹介は、2005年1月19日を参照。
(出典:青柳志解樹著「俳句の花(下)」、創元社、2008年刊)
・マーリンズのイチローとヤンキースの田中が対戦中。4回までで1対1の接戦。イチローは2本ヒットを打ちました。

投稿者 m-staff : 2015年06月16日 09:20

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