[2015年06月24日]

紫陽花の藍きはまると見る日かな

中村汀女(1900〜89)

紫陽花が夏の季語。四葩(よひら)、七変化も同意の季語です。
散歩道の紫陽花は、梅雨の鬱陶しい時期に、雨に濡れてしっかりと花の形を継続していますね。ユキノシタ科の落葉低木。花の色が緑白色から淡紅空色などに変化するので七変化と呼ばれています。また、萼(がく)が花に見えるので四葩とも言われています。
古来、さびしさ、青さ、水などにつながりのある世界で詠われてきました。
この句は、花の色が変化してゆく紫陽花もとうとう「藍」色になり、花として極まったかと思える日が来たと詠っています。一方、作者の心中にも何かが極まっているのでしょうね。
作者なかむら・ていじょの紹介は、2005年1月4日を参照。
(出典:多田道太郎著「おひるね歳時記」、筑摩書房、1993年刊)
・これから女子サッカーの日本対オランダの決選。勝負事はやってみなければわかりませんが、日本は勝つことでしょう。オランダの切り札は18歳のミーデマ選手とか。

投稿者 m-staff : 2015年06月24日 09:14

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