[2015年07月03日]

二三歩に地をうしなへり五月闇

井沢正江

五月闇(さつきやみ)が夏の季語。梅雨闇、夏闇も同意の季語です。
この季語は、月の出ていない夜の真っ暗な闇と、雨が降っていたり、雲が厚く垂れこめて、どんよりとした真昼の薄暗さとのその両方を指します。
現代のように照明が豊かな時代においては、なかなか実感が湧きにくいのですが、明暗の微妙な変化が与える心理面も同時にとらえた作品が多く見られますね。
この句では、外の真暗闇を歩いてみれば、足元がおぼつかなくて、まるで地上を失ったように感じる、と作者の心象を詠っていますね。
作者いざわ・まさえの紹介は、2008年2月19日を参照。
(出典:平井照敏著「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・「なでしこ」がついにアメリカとの決勝戦へ勝ち上がりましたね。終始攻めていたイングランドは、まさか負けるとは思っていなかったでしょう。そこがサッカーの面白さ。ドイツとの3位決定戦は5日に行われます。今朝は梅雨前線の影響で、横須賀に大雨警報が発令されました。

投稿者 m-staff : 2015年07月03日 09:29

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