[2015年07月05日]

口笛ひゆうとゴッホ死にたるは夏か 

藤田湘子(1926〜2005)

夏が夏の季語。炎帝、朱夏、炎夏、三夏、九夏なども同意の季語です。
日本の夏は、梅雨の続く前半の雨季と、旱や暑さの続く後半の乾季とに分かれますね。
ゴッホは、後期印象派の画家でオランダの生れ。晩年はフランスで活動しました。強烈な色彩と情熱的なタッチの絵を描いて、日本人に多くの愛好者がいます。
この句の作者は、強烈な夏の暑さの中で、ゴッホの死に思い至り、口笛をひゅうと吹きたくなった、と詠っています。1890(明治22)年7月29日に37歳で亡くなったゴッホは太い短い人生でしたね。
この句は、1969(昭和44)年刊行の句集「白面」に所収されています。
句集のあとがきで「学ぶ時代は終わり、自らを打ち出すとき」と記しています。
作者ふじた・しょうしの紹介は、2005年4月22日を参照。
(出典:角川学芸出版編「角川季寄せ」角川学芸出版、2014年刊)
・女子サッカーの3位決定戦がドイツとイングランドの間で行われ。延長戦でイングランドが勝利しました。今回の大会で活躍が目立ったのは日本が苦戦したイングランドでしょうね。えげつないぐらいのプレスをかけていましたよ。今日も横須賀には大雨警報が出ました。

投稿者 m-staff : 2015年07月05日 09:58

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