[2015年07月06日]

あぢさゐや真水の如き色つらね

高木晴子(1915〜2000)

あぢさゐ(紫陽花)が夏の季語。四葩(よひら)、七変化なども同意の季語です。
梅雨の暗い色調の中で、紫陽花がしぶとく、健気に咲いていますね。花の色は、緑白色から淡い紅空色などへ少しずつ変化して行って、やがて黒ずんで花期が終わります。
この句は、作者が紫陽花の花を「真水の如き色」とみる見方には、深い意味を感じますね。それはいったん花を懐に抱きとめた後にこころが見た姿なのでしょう。
この句は、1992(平成4)年刊行の「続 晴居(はるきょ)」に所収されています。
作者は、高浜虚子の五女。77歳になり、1984(昭和59)年に創刊主宰した「晴居」の100号記念にこの句集を刊行しました。
作者たかぎ・はるこの紹介は、2006年3月31日を参照。
(出典:大岡 信著「新 折々のうた1」、岩波新書、1994年刊)
・サッカー女子日本対アメリカ、前半でまさかの4対1。アメリカのスピードにかき回されています。後半の健闘を祈ります。

投稿者 m-staff : 2015年07月06日 09:02

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