[2015年07月09日]

水中に夕日爛熟花蓮

野澤節子(1920〜95)

花蓮(はなはちす)が夏の季語。蓮の花、蓮、はちす、蓮華、散蓮華、紅蓮、白蓮、蓮池なども同意の季語です。
散歩道のよそのお宅の花壇の水がめに可愛らしい蓮の花を見つけました。
スイレン科の多年草。インドから中国を経て日本に渡来しました。仏教では極楽浄土の花として「蓮華」と言い、仏像の台座には蓮弁が彫られていますね。夏になると茎の先に白または淡い紅色の香りのよい花を咲かせます。花が終わると花托が成長して、はちの巣のような形になるので「はちす」とも呼ばれます。
この句は蓮の花が咲いている池に、夕日が目いっぱいに当たっている様子を爛熟と言う言葉で表現しています。
同じ作者に次の句があります。
西方へ日の遠ざかる紅蓮  節子
ここでは掲示した句の状況から夕日が遠ざかって行きますね。
作者のざわ・せつこの紹介は、2005年3月9日を参照。
(出典:平井照敏著「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・35打席目にしてイチローにヒットが生まれました。ボストンの空に花火を打ち上げましょう。喜んでいるのは私ばかりではないでしょうね。1打席1打席がニュースになる男。

投稿者 m-staff : 2015年07月09日 09:31

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