[2015年07月18日]

白雨にはしり下るや竹の蟻

内藤丈草(1662〜1704)

白雨(ゆうだち)が夏の季語。夕立、ゆだち、よだち、夕立晴、驟雨(しゅうう)、夕立雲なども同意の季語です。
夏の強烈な日差しにより発生した雲から降る局地的な大雨のことで、雷を伴って、主に午後に降るので「夕立」と言います。「夕立つ」と動詞に用いられると、雨だけでなく、波、風、雲などが夕方になってにわかに起こり立つことを言います。「立つ」とは自然界の動きがはっきり見えることを指しています。
この句は、眼前の即詠。白雨が一過する折の涼味が巧みにとらえられていますね。
作者ないとう・じょうそうの紹介は、2010年6月15日を参照。
(出典:日本古典文学大系92「近世俳句俳文集」、岩波書店、1964年刊)
・今日は横浜句会、台風11号は北上中。熱帯低気圧になりましたね。
今日から3連休。海や山で事故にご注意を。

投稿者 m-staff : 2015年07月18日 08:55

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