[2015年07月27日]

片蔭を行き遠き日のわれに逢ふ

木村蕪城(1913〜2004)

片蔭(かたかげ)が夏の季語。片かげり、夏陰、日陰なども同意の季語です。
毎日、昼食後は散歩の時間。およそ30分から1時間ほど近くの公園を散歩しています。このところはお日様が頭上から燦燦と降り注いでいていささかげんなりしますね。
片蔭は、夏の日蔭のことで、午後になると、街並みや塀、樹木の陰に日蔭が出来ます。暑いので、人はこの日蔭を選んで通り、時には一服します。特に、太陽の照り返しがまばゆすぎて、目をつぶりたくなるほどの炎暑を歩くときは、わずかな蔭が人をほっとさせます。
この句は、片蔭のくっきりとした濃い蔭に、作者自身の若き日の強烈な思い出が浮んでくると詠っています。
作者きむら・ぶじょうの紹介は、2007年8月3日を参照。
(出典:角川学芸出版編「角川季寄せ」角川学芸出版、2014年刊)
・連日の猛暑にげんなりしているところに、びっくりニュース。東京都調布で軽飛行機が墜落事故。伊豆大島に行く予定だとすれば、三浦半島の私の住んでいる上を飛んだかもしれません。何が起きるかわかりませんね。

投稿者 m-staff : 2015年07月27日 08:56

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