[2015年07月29日]

淡きはは濃き妻土用すぎにけり

長谷川双魚(1897〜1987)

土用す(過)ぎが夏の季語。土用、土用入、土用明、土用前、土用中、土用太郎、土用次郎、土用三郎なども同意の季語です。
24日の土用の丑の日に、夏バテしないようにと小さな鰻を食べて少し元気になりました。
いつもながら思うに、この暑いさ中に日本中で高校野球が行われています。本当にご苦労様と言いたくなりますね。
この句は、作者の主観的な見方ですから、どちらに転んでも形勢不利は否めませんね。きっと当事者の妻は、「私のどこが濃いですか、お母さんのどこが淡いですか?」と大騒ぎなります。
酷暑の土用が過ぎて、秋に近くなり、どこかほっとした時の気持ちが出ていますね。
この句は、1975(昭和50)年刊行の句集「風形」に所収されています。
作者はせがわ・そうぎょの紹介は、2006年9月18日を参照。
(出典:大岡 信著「新 折々のうた2」、岩波新書、1995年刊)
・高校野球神奈川大会は、予想通り、スピードとパワーにまさる東海大相模高校が横浜高校を圧倒して優勝。横浜は渡辺監督のマジックで決勝戦まで来ましたが、力尽きました。相模高は走攻守にわたって優れていて8月6日からの甲子園でも活躍しそうですね。特に、小笠原が左、吉田が右の好投手のいるのが魅力ですが、派手なプレーの多い内野手の守りだけが心配です。

投稿者 m-staff : 2015年07月29日 09:07

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