[2015年08月07日]

まろび寝の小さき母や夜の秋

福田蓼汀(1905〜88)

夜の秋が夏の季語。夜(よ)の秋も同意の季語です。
この季語は「秋の夜」とは違って、夏の季語で、大正期から定着したと言われています。昔から「土用なかばにはや秋の風」などと言われ、晩夏の夜に、秋らしい感じがするときのしゃれた感覚の季語ですね。
この句の「まろび寝」とは、うたた寝のことを言います。どことなく秋めいた夜の秋のころに、ふと見れば作者の母は、小さくなってうたた寝をしていると詠っています。明日は立秋、しかし暑さは今が盛り、、実際の季節感とは1か月ぐらいずれていますね。
作者ふくだ・りょうていの紹介は、2005年3月10日を参照。
(出典:「ラジオ深夜便 誕生日の花ときょうの一句」NHKサービスセンター、2011年刊)
・甲子園の高校野球が開幕。鳥羽高校主将の選手宣誓がなかなかの出来。それに王さんの始球式のボールが素晴らしい。左腕から構えたキャッチャーのミットにズバリとストライク。いい語り草になりましたね。

投稿者 m-staff : 2015年08月07日 09:36

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