[2015年08月08日]

立秋の紺落ち付くや伊予絣

夏目漱石(1867〜1916)

立秋が秋の季語。今朝の秋、今日の秋、秋立つ、秋来る、秋に入るなども同意の季語です。
今日から暦の上では秋。秋とは名ばかりで、残暑が厳しくて、「熱いトタン屋根の上の猫」と言った状態ですね。連日の暑さで植物も動物も茹だっています。しかしながら、これからは雲の色や風の向きなどで秋の気配が感じられます。暑中お見舞いから残暑見舞いへ、日暮れの時間も少しずつ早くなってきます。もう少しの辛抱ですね。
この句の「伊予絣(いよがすり)」は、木綿の織物で、紺系統のものに特徴があります。作者はきっと伊予絣の単衣(ひとえ)を着た女性に魅かれたのでしょうね。この色の落ち着き具合に、秋の来たのを強く感じたようです。
作者なつめ・そうせきの紹介は、2005年2月17この日を参照。
(出典:村上 護著「今朝の一句」、講談社、1995年刊)
・今日は何の日、「笑いの日」。数字の語呂合わせ。青山霊園で田中先生の墓参、10回目。毎年20人ほど参集しています。

投稿者 m-staff : 2015年08月08日 09:34

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