[2015年08月10日]

白木槿嬰児も空を見ることあり

細見綾子(1907〜97)

白木槿(しろむくげ)が秋の季語。きはちす、もくげ、花木槿、木槿垣なども同意の季語です。
書斎から見えるマンションの「風のひろば」の木槿は、もう散りはじめました。盛夏に咲き初め、秋の声を聴くといつも散りはじめます。
アオイ科の落葉低木。朝に咲いて夕方にしぼむ1日花ですが、花期は夏から秋にかけて長く咲いていますね。
この句は、細かいところをよく見ています。嬰児は、生まれたばかりの子。あかご、ちのみご、みどりごと言いますね。嬰児がお母さんの方ばかり、おっぱいばかり見ていると思いきや、ぼんやりと空を見上げているのですから、いつの間に成長しているのでしょうね。それと白木槿の取り合わせが絶妙です。
作者ほそみ・あやこの紹介は、2005年3月19日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・確かに立秋を過ぎて、風に秋の匂いがしてきましたね。台風14号の影響もあるのでしょうが、久しぶりに雨が降っています。8月になって初めての雨です。木々が生き返ることでしょう。

投稿者 m-staff : 2015年08月10日 09:46

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