[2015年08月12日]

秋茄子や初老といふは水に似て

鍵和田秞子

秋茄子が秋の季語。秋茄子(あきなすび)、名残茄子も同意の季語です。
秋になってから取れる茄子で、もう実は小さいのですが、色が身も締まり、種が無くて、極めて上手く、塩漬けや茄子漬にしたりします。昔から「秋茄子は嫁に食わすな」と言われていますが、これは秋茄子には種が無いので、子が出来ないという説からきていると言われています。そう言われてみれば、成るのがお終いの茄子はとてもおいしいですね。
この句の「初老」というのは、たしかにぼんやりしていて、水のように何時のことかよくわからない印象があります。季語の秋茄子に、不思議と作者の言う「水に似て」という言葉が響き合いますね。
作者かぎわだ・ゆうこの紹介は、2005年2月5日を参照。
(出典:角川学芸出版編「角川季寄せ」角川学芸出版、2014年刊)
・高校野球、今年の東海大相模高には、右の吉田、左の小笠原という二人の好投手がいます。今朝は、その二人で福島の聖光学院に完勝。間違いなく優勝候補の一番手。どこまでやれるか楽しみです。

投稿者 m-staff : 2015年08月12日 09:53

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