[2015年08月31日]

ひややかに草の匂ひの畳かな

榊原風伯

ひや(冷)やかにが秋の季語。冷ゆ、秋冷、下冷え、朝冷え、夕冷えなども同意の季語です。
秋になると、畳に座ったり、壁や器物に触れると、思わず冷やりとします。季語の「新涼」は、肌に感じる涼しさであり、「冷やか」は肌の感じる冷気ですから、秋がそれだけ深まったことになりますね。晩秋になると冷やかさは一段と強まり、寒気として肌に感じられるようなります。
この句は、秋になるころに、畳に座るとひんやりとしていて、その畳に藺草(いぐさ)の匂いがしている、と詠っています。夏には感じなかった冷ややかさが一気に秋の清々しさに変わる心持を表現しています。
さて、7月31日のこの欄で、「YouTube」でクラシック音楽の全曲視聴に挑戦していることを紹介しました。その時は27人目のリヒアルト・シュトラウス134曲を視聴していると報告しました。その後は、プッチーニ27曲、フランク69曲、スメタナ71曲、ロッシーニ61曲、プロコフィエフ153曲と続き、現在は33人目のパガニーニを視聴しています。
(出典:俳誌「炎環」、2011年11月号より)
・28日から野球U18のワールドカップが大阪で始まりました。12の国と地域が参加、日本チームは世界一になるために頑張っています。今ならどことやっても勝てそうな気がする具合調子がいいですね。

投稿者 m-staff : 2015年08月31日 09:31

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