[2015年09月06日]

病める手の爪美しや秋海棠

杉田久女(1890〜1946)

秋海棠(しゅうかいどう)が秋の季語。断腸花も同意の季語です。
秋になって、よその花壇でひそやかに、しかもあでやかに咲いているのがこの花です。
シュウカイドウ科の多年草。中国南部が原産。日本へは江戸時代の寛永年間に渡来したと言われています。この名前は、春に咲くバラ科の海棠(街道)に似ているところからつけられました。草の丈は、40〜50センチ。葉は大きくてハート形をしています。8月の末ごろに花梗を出して四弁の淡い紅色の美しい花を咲かせます。園芸品種には白い花や葉に斑点の入ったものがありますね。
この句は、夏の間に病に臥せっていて、水仕事をしなかった一家の主婦の爪が美しい様子が想像されますね。秋海棠という花のひそやかであでやかな姿とよくマッチしています。
作者すぎた・ひさじょの紹介は、2005年1月26日を参照。
(出典:平井照敏著「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・野球の第27回U18ワールドカップは、日本がキューバに圧勝。今日は甲子園でアメリカとの決勝戦。簡単には勝たせてくれません。接戦になると思います。そこを全員で乗り越えれば栄冠を手に出来ます。あとは天気が心配です。

投稿者 m-staff : 2015年09月06日 09:42

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