[2015年09月08日]

むかしから穴もあかずよ秋の空

上島鬼貫(1661〜1738)

秋の空が秋の季語。秋空、秋天、旻天(びんてん)、きなげつなども同意の季語です。
昔から秋の空は澄み渡って、山々が近くに見え、風景もしまって見えますね。秋の始めのころは雨が降ったりしていますが、やがては晴れあがって秋の空になります。特に、台風のシーズンが終われば美しい澄んだ空になります。またこれは清浄でいて淋しい感覚をももたらします。
この句は、意表をついています。しかし、その背後には味わい深いものがあります。秋空はどこまでも澄んでいて深い紺が感じられます。そう考えれば現代でも通用する句に仕上がっていますね。
今日は、白露。24節気のひとつ。このころから秋気がようやく加わり涼しくなってきます。
作者うえしま・おにつらの紹介は、2005年1月14日を参照。
(出典:大岡 信著「新 折々のうた2」、岩波新書、1995年刊)
・このところ秋雨前線が停滞して天気の悪い日が続いています。それに台風17号、18号が日本列島を狙って躍動し始めました。まずは18号が中部、近畿地方に向かっています。17号は関東、東北に向かっていますが、これからどのような進路をとるかはわかりません。どうぞ気を付けてください。

投稿者 m-staff : 2015年09月08日 09:53

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