[2015年09月11日]

踏切を流れ退く秋出水

橋本多佳子(1899〜1963)

秋出水が秋の季語。洪水、水見舞、秋の出水なども同意の季語です。
9月10日には、関東地方の栃木、茨城に「大雨特別警報」が発令されて、大変な状況になりましたね。
秋は台風や集中豪雨の季節で、河川の水量が増え、堤防を決壊させたり橋を流したりして、村や田畑を水流の下のうずめること起きます。ただ単に「出水」と言えば梅雨時のことを言います。
この句は秋の出水の中で、水が踏切に流れてきて、やがて退(しりぞ)いていったと客観的にとらえていますね。この水によってその裏には、汽車か電車がストップして、生活に大きな影響が起きてしまったということがうかがわれますね。
作者はしもと・たかこの紹介は、2005年1月25日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・台風くずれの低気圧の影響で栃木、茨城に大水被害。茨城県常総市の鬼怒川は1級河川、国土交通省の管轄。いくら記録的な大雨と言っても堤防が決壊しないような保全が出来なかったのかしら?市役所は、住民の避難に手抜かりがあったと責められるでしょうね。

投稿者 m-staff : 2015年09月11日 09:56

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