[2015年09月15日]

夜の散歩銀河の岸にそふ如し

井沢正江

銀河が秋の季語。天の川、銀漢、雲漢、天漢、河漢、星河なども同意の季語です。
秋の澄み渡った夜空に、天空を取り巻いて川のように見えるのが天の川。恒星の集合によって成り立っています。北半球では年中空にかかっていますが、春は地平に沿って低く、冬は高いが光が浅く、夏秋のころはほとんど地平線と水平になって天頂に来るので特に目立ちます。
ところで、見える宇宙は4%、残りの24%は正体不明の暗黒物質、その他の72%はそれが物質かどうかも見当のつかない暗黒エネルギー、と言われています。まだまだ私たちの知らない世界が多くあることを示していますね。
この句の作者は、星空のもと散歩に出かけました。星をちりばめた中に天の川が見えます。この星の懸け橋に引きつけられて、限りのない宇宙ではなく、身近に流れる澄明なものとして迫ってきます。あたかも銀河の流れに沿ってその岸をたどっている、と詠っています。
作者いざわ・まさえの紹介は、2008年2月19日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・大相撲秋場所の白鵬は2連敗。左ひざがよくないようで、今日から休場しそうです。そうなるとほかのモンゴル力士を倒して、日本人力士にも優勝のチャンスがあります。頑張れ。

投稿者 m-staff : 2015年09月15日 09:40

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