[2015年09月16日]

柳散るや風に遅れて二葉三葉

鈴木花蓑(1881〜1942)

柳散るが秋の季語。散る柳、柳黄ばむなども同意の季語です。
秋風が吹き始めるころになると、柳が散り始めます。細い葉が次第に黄ばんでいき、あるかないかの風にほろほろとこぼれるように散るのはとても風情がありますね。しみじみと秋を感じさせます。銀杏のように一時に散るのではなく、秋の終わりから冬にかけて散りつくします。
この句の「風に遅れて」は、いかにも柳散るという光景に合せた写生です。ひと吹きの風に枝がなびいて、そして風が吹き去り、枝の揺れが収まったころに、二、三枚の葉が散ったのです。遅れてこぼれる葉の侘しさを感じますね。
作者すずき・はなみのの紹介は、2006年1月27日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・鬼怒川洪水の行方不明者は、11日に22人、その後一時31人に増え、それが15人になり、挙句は全員無事。しかし、被害の全容がわからないために捜索は続ける模様。常総市、茨城県の災害対策本部は、一体全体どうなっているのでしょうね。

投稿者 m-staff : 2015年09月16日 08:59

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