[2015年09月17日]

むきあうてなんばんぎせる咲きにけり

加藤三七子(1925〜2005)

なんばんぎせるが秋の季語。思草(おもいぐさ)、きせる草なども同意の季語です。
この花は、すすき、さとうきび、みょうがなどの根に寄生する寄生植物なので、これ自体に葉緑素はありません。
はまうつぼ科の1年草。なんばんぎせるは正式な植物名。9月ごろに20センチの花茎を伸ばして淡い紅紫色の花をつけます。横向きに物思いに沈んだように咲くので、古くから「思草」と呼ばれ、万葉集にも取り上げられています。また、全体の形がきせるに似ているのできせる草とも呼ばれています。
この句は、互いに物思いに沈んだように花が向き合って咲いているとただそれだけですが、心に響きますね。
作者かとう・みなこの紹介は、2005年4月12日を参照。
(出典:「ラジオ深夜便 誕生日の花ときょうの一句」NHKサービスセンター、2011年刊)
・安保法案は、野党の抵抗で昨日は持ち越し。今日は午前8時50分から参院特別委員会が開かれています。まだまだ混乱が続きます。衆議院を解散して「安保法案」の是非を国民にはかったらどうでしょうか。

投稿者 m-staff : 2015年09月17日 09:31

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