[2015年09月22日]

萩散るや命澄みしと思ふ目に

小林康治(1912〜92)

萩散るが秋の季語。萩、初萩、萩の花、山萩、野萩、白萩、小萩、真萩、こぼれ萩、乱れ萩なども同意の季語です。
私の住んでいるマンションの前庭には、萩がたくさん咲いています。毎年、咲いたか散ったかと心して楽しんでいます。
この句の作者は、萩の花がほろほろと散りこぼれる姿に哀歓をそそられていますね。そのような光景を見ていると、作者の生命は一段と澄んでくるようだ、と詠っています。また、人は、おのれの命数を気になりだしたら、その見方も知らぬうちに死生観につながって行きます。この句は、そのような気持ちを十七音に託して、「命あまさず」に生きて行こうとしています。
作者こばやし・こうじの紹介は、2008年8月1日を参照。
(出典:村上 護著「今朝の一句」、講談社、1995年刊)
・セリーグは、ヤクルト、阪神、巨人、広島の4チームが団子状態。サバイバル競争は、横浜と中日に負けたところが脱落。毎日が面白くて目が離せませんね。

投稿者 m-staff : 2015年09月22日 09:43

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