[2015年09月29日]

いざよひの外に出て心つまづきぬ

三橋鷹女(1899〜1972)

いざよひ(十六夜)が秋の季語。いざよう月、二八夜(にはちや)、十六夜(じゅうろくや)、既望(きぼう)なども同意の季語です。
十三夜は、かすかに夕闇が迫るころ東の空に月が浮びます。しかしながら、14日から15日の望を経て、十六夜になると、すでにあたりは真の闇。その闇をほのぼのと照らして月が現れ、闇の中に沈んでいた木の陰が次第に明らかになってきます。たった一日の違いですが、趣は微妙に違ってきます。いざよう、ためらいながら現れる月、それが十六夜の月ですね。
この句は、「心つまづきぬ」が秀逸です。十六夜の外(と)に出て、足ではなく心がつまづくなんて、うまい表現ですね。
作者みつはし・たかじょの紹介は、2005年2月26日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・昨晩は素晴らしい満月でした。それを「スパームーン」というそうです。ところで、2020東京五輪の追加提案5種目は、野球・ソフトボール、空手、スケートボード、スポーツクライミング、サーフィン。見送りは、スカッシュ、ボウリング、太極拳。関係者は大変でしょうね。

投稿者 m-staff : 2015年09月29日 08:57

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