[2015年10月07日]

千年は永くもなしよねこじやらし

辻 桃子

ねこ(猫)じやらしが秋の季語。狗尾草(えのころぐさ)、犬子草(えのこぐさ)なども同意の季語です。
イネ科の多年草で道端や畑のふち、空き地などに生えていますね。見ていると風に吹かれてとても面白い動きをします。この穂が小犬の尾のようなので「犬ころ」という意味で「狗(え、犬)」のころ」草とされました。関東地方では「猫じゃらし」の別名の方が親しまれていますね。欧米では、穂を狐の尾にたとえて「フォックステイル・グラス」と呼ばれているようです。
この句の作者は、ぼんやりと猫じゃらしを見ていて、千年前の平安時代から、この草は風に揺られて面白く生きているのかしらと詠っています。千年も1年も一緒という感覚は観念の世界ですからよくわかりますね。
作者つじ・ももこの紹介は、2009年3月13日を参照。
(出典:辻 桃子著「俳句の草木」、創元社、2003年刊)
・2日連続のノーベル賞受賞。今度は、東京大学宇宙線研究所所長の梶田隆章さん。丁度、ダン・フーバー著「見えない宇宙」という本を読んでいるところでした。理論天文学の面白さに手に汗を握っております。ところで、イチローはマーリンズと1年契約更新。ヤンキースの田中将大投手がアストロズとワンデープレイオフに登板。1点を先行されています。

投稿者 m-staff : 2015年10月07日 09:47

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