[2015年10月13日]

火だるまの秋刀魚を妻が食はせけり

秋元不死男(1901〜77)

秋刀魚が秋の季語。さいら、初秋刀魚、秋刀魚網なども同意の季語です。
今年も秋刀魚を何回か食べました。秋風に乗ってやってくる魚として定着し、秋の味覚の代表選手ですね。
秋刀魚が詩歌の世界で注目されるようになった契機は、佐藤春夫の「さんまの歌」からでしょうね。
荒海を回遊してきた秋刀魚は脂がのっていて、焼けば火柱が立つほどです。そのような秋刀魚を焼いている姿を切り取ったのがこの句です。
脂の乗った秋刀魚を作者の妻が焼いていて「火だるま」と表現したところに面白みがあります。
作者かどかわ・げんよしの紹介は、2005年3月24日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・いま、富士山の8合目から頂上に雪が見えます。11日に、甲府地方気象台は、富士山の初冠雪を発表しました。平年(9月30日)より11日遅く、昨年(10月16日)より5日早い初雪です。12日の朝に気が付いて、「びっくりぽん」。毎年遅くなっているような印象です。

投稿者 m-staff : 2015年10月13日 09:33

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/5327