[2015年10月15日]

我が死ぬ家柿の木ありて花野見ゆ

中塚一碧楼(1887〜1946)

柿の木が秋の季語。柿、渋柿、樽柿、串柿、木守柿なども同意の季語です。
散歩道の柿の木は葉が残り少なくなってきて淋しくなります。ところで柿の甘柿は日本特産で、甘柿の栽培は気温の関係で、東北地方南部以南に限られています。
私の育った北海道では柿を食べなかったせいか、柿を食べたいという気持ちはいつもありませんね。食わず嫌いの心境です。
この句のように、ストレートにものをいうのを俳句はあまり好みませんが、作者はどこかに言葉で残しておきたかったのでしょうね。「死ぬ家」が強烈です。何よりもご自分の育った環境が一番と感じているのでしょう。きっと眼下には、花の咲いている秋の野辺が一面に見えて爽快な気持ちにさせてくれる母郷と思われます。
作者なかつか・いっぺきろうの紹介は、2014年5月17日を参照。
(出典:平井照敏著「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・大リーグのア・リーグは、トロント・ブルージェイズが6対3でテキサス・レンジャーズに逆転勝ち。22年ぶりにリーグ優勝決定戦へ進出。試合は、まるで南北戦争のようでした。2連敗の後の3連勝で地力を出しました。この後は、カンザスシティ・ロイヤルズとヒューストン・アストロズの勝った方がブルージェイズの相手になります。

投稿者 m-staff : 2015年10月15日 09:31

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