[2015年10月16日]

青すだち愛でゐて旅の詩育つ

加藤知世子(1909〜86)

青すだち(酢橘)が秋の季語。木酢(きず)も同意の季語です。
「すだち」は、ミカン科ユズ類の常緑低木。果実は柚子よりも小形で、緑色のうちに独特の香気と酸味を楽しみます。主に徳島県で栽培されています。
この句は「前書き」に、「阿波にて」とあります。徳島に旅をすることで様々な句想が浮んだようですね。この句は、1962(昭和37)年刊行の「朱鷺」に所収されています。
ところで、我が家の長男のお嫁さんの実家は大分で、この時期になると「すだち」に似た「かぼす」を頂きます。同じ大分産で晩酌の焼酎「二階堂」に入れて飲むと何とも言えずいい香りがしますね。
「かぼす」は、柚子の一種で、果実は酸が強くて独特の風味があります。果皮は青みがかった緑色で、熟すると黄色になります。
作者かとう・ちよこの紹介は、2005年7月24日を参照。
(出典:「加藤知世子全句集」邑書林、1991年刊)
・日本は15日、国連の安保理非常任理事国に選出されました。11回目は最多で任期は2016〜17年の2年間。日本のほかにエジプト、セネガル、ウルグアイ、ウクライナが選ばれました。ちなみに安保理常任理事国は、アメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国でいずれも核保有国。

投稿者 m-staff : 2015年10月16日 09:26

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