[2015年10月17日]

鶴来ると早稲も晩稲も熟れいそぐ

邊見京子

鶴来るが秋の季語。鶴渡るも同意の季語です。
鶴は、晩秋に大陸から日本に渡ってきます。シベリア方面から朝鮮半島を経て、山口県八代付近には鍋鶴が飛来し、鹿児島県出水付近には真鶴と鍋鶴が渡ってきます。北海道の釧路湿原の丹頂鶴は、留鳥で土地の人に大事に保護されています。鳴き声はクルー、クルルーコッコッと聞こえますね。
作者がお住いの鹿児島県下には、6千羽の鍋鶴、1千羽の真鶴が渡って来るそうです。まさに大挙しての到来です。これらの鶴は、昼は海岸にいて、夕方になると田圃に帰ります。これに呼応して稲は早稲も晩(おくて)も熟れ急ぐかのように色を濃くします。また、人々は刈り入れが忙しくなり、収穫の秋が訪れますね。
作者へんみ・きょうこの紹介は、2011年5月25日を参照。
(出典:村上 護著「今朝の一句」、講談社、1995年刊)
・プロ野球のパ・リーグは、ソフトバンクがロッテを破って日本シリーへ進出しました。セ・リーグもヤクルトが勝つと思うので、予想通りの展開になりました。今日は横浜で句会。

投稿者 m-staff : 2015年10月17日 08:50

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