[2015年10月20日]

根元まで赤き夕日の葉鶏頭

三橋敏雄(1920〜2001)

葉鶏頭(はげいとう)が秋の季語。雁来紅(がんらいこう)、かなつかも同意の季語です。
葉鶏頭と鶏頭は、同じひゆ科ですが、別種の植物。よく間違えますね。ひゆ科の1年草。インドが原産地。葉腋に花をつけますが目立たず、花ではなく綺麗な色づく葉を観賞します。秋になると緑色の葉が深紅、紅紫、黄色などの鮮やかなに葉を染めてきます。葉の色づくころに雁が渡るころなので「雁来紅」と呼ばれます。
この句は、夕日を浴び立て葉鶏頭の根元まで真赤に見えると詠っています。情景がよく見えますね。
今日は、美智子皇后の誕生日、81歳。1959(昭和34)年、初めて民間から正田美智子さんをお妃に迎え、日本中が湧き立った皇太子の御成婚。あれから56年、日米安保改定の前夜でした。
作者みつはし・としおの紹介は、2005年1月21日を参照。
(出典:「ラジオ深夜便 誕生日の花ときょうの一句」NHKサービスセンター、2011年刊)
・来年は蕪村の生誕300年に当たります。その与謝蕪村の知られざる212句が見つかったそうです。その記念展が天理大学付属天理図書館で始まり、見つかった句集も展示されていると報道しています。見てみたいものですね。

投稿者 m-staff : 2015年10月20日 09:16

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