[2015年10月28日]

錦木や鳥語いよいよなめらかに

福永耕二(1938〜80)

錦木が秋の季語。錦木紅葉、鬼箭紅葉(にしきぎもみじ)も同意の季語です。
錦木は、枝の先まで真赤になり、紅葉も美しく見えますね。にしきぎ科の落葉低木。昔、奥州では、恋しい女の家の前には男が錦木の束を立てかける風習があったと言われています。女は承諾すると束を家に入れ、不承諾なら放置しましたが、男はたとえ駄目でも干し束を積んだと言いますよ。
西行法師に次の歌があります。
立てそめてかへる心はにしき木の干束待つべき心地こそすれ
この句は、錦木が真赤になっているところに、小鳥たちがやってきて何やら賑やかに語り合っている様子が伝わってきますね。鳥語がその雰囲気を伝えてくれます。
作者ふくなが・こうじの紹介は、2006年4月9日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・ヤクルトが勝ちましたね。工藤監督は福岡で胴上げしてもらえばよいと考えているのではないでしょうか。海の向うでは、今年のワールドシリーズがロイヤルズの本拠地カンザスシティーで開幕。相手はニューヨークメッツ。ロイヤルズが勝てば30年ぶり、メッツは29年ぶり。この時期の試合は寒さとの戦いですね。

投稿者 m-staff : 2015年10月28日 09:24

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