[2015年10月29日]

無患子のしぐれし空にみなぎる実

皆吉爽雨(1902〜83)

無患子(むくろじ)が秋の季語。木患子(むくろじ)、無患子の実なども同意の季語です。
無患子は、寺社によく見られます。昔は念珠にしたので、菩提樹とも言いました。拾ってみれば、追羽根の玉ですね。艶消しの黒い玉に見覚えがあります。
むくろじ科の落葉低木。高さは10メートルを越して小さな玉をたくさんつけます。秋になり黄葉した葉が散っても、枝には黄色の実が残り、互いにぶつかり合って音を立てます。黒い種子は羽子板月の玉に用いられました。果皮は石鹸の代用になりました。
この句は、秋の時雨の中に、無患子の実がたくさん生っている情景が見えてきますね。作者は、東京・調布の深大寺で作句しました。
作者みなよし・そううの紹介は、2005年4月30日を参照。
(出典:平井照敏著「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・日本シリーズ第4戦は、ソフトバンクがヤクルトに王手。工藤監督はヤクルトにもう1勝させておいて、福岡で4勝2敗、胴上げという図式と見ましたが。一方、ワールドシリーズ第1戦は、ロイヤルズがメッツに延長14回サヨナラ勝ち。こちらは互角、先は分かりません。

投稿者 m-staff : 2015年10月29日 09:46

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