[2015年11月01日]

東大寺銀の皿にも鹿彫られ

大島民郎(1922〜2007)

鹿が秋の季語。牡鹿、牝鹿、鹿の声、神鹿(しんろく)、鹿笛なども同意の季語です。
早いもので年賀状の文面を考える時期になりましたね。
秋は、鹿の交尾期で牡鹿が牝鹿を呼ぶためにピーッと高く強く鳴き、ひとしお哀愁を覚えます。これをもとに俳句では秋の季語になっていますね。
鹿は奈良公園が有名。園内には東大寺、正倉院もあり、宝物は毎年10月下旬には展観します。奈良在住であった作者は、そこで銀の皿に彫られた鹿を見て早速作られたのがこの句です。そこには奈良の鹿は千数百年の昔から人々に親しまれてきたという感慨があります。
次男一家も9月のシルバーウィークに奈良公園に行き、鹿にせんべいを与えようとしましたが、そっぽを向かれたとのメールが来ました。
また先日、長男のお嫁さんの実家から送られてきた鹿肉をいただきました。まことに美味でした。このところ鹿が繁殖して農家が困っていて減らすのに懸命と聞きました。
作者おおしま・たみろうの紹介は、2008年7月26日を参照。
(出典:村上 護著「今朝の一句」、講談社、1995年刊)
・ラグビーW杯は、ニュージーランドがオーストラリアを34対17で下して連覇達成。3度目の優勝。MVPはSOのダニエル・カーター。とても面白いいい試合でした。4年後は日本で開催されます。

投稿者 m-staff : 2015年11月01日 09:57

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