[2015年11月02日]

小鳥来て山紫水明極まりぬ

林 執(1914〜2009)

小鳥来てが秋の季語。渡り鳥、候鳥、小鳥渡る、朝鳥渡るなども同意の季語です。
渡り鳥の渡りの時期は、春と秋ですが、秋の渡りは集団なので注目されますね。燕などが南に去ると、つぐみ、まひわなどがシベリヤやカムチャッカから大群をなして飛来します。日本の中を移る時も群れで行動します。むくどり、ひよどり、しぎ、ちどり、かり、かもなどそうですが、渡り鳥という時は主に小鳥に対していいます。
仲秋から晩秋にかけての集団になって行動する渡り鳥は、空が暗くなり、雲が動いているようですね。寒さを逃れるだけでなく、秋の野山の実を求めての大移動です。
この句の山紫水明は、日を映して山は紫に、澄んだ水はっきり見えることを言います。そこには小鳥たちが自らの生を求めて賑やかに飛んでいます。
作者はやし・しゅうの紹介は、2006年8月31日を参照。
(出典:蝸牛社編集部編「新季寄せ」、蝸牛社、1995年刊)
・ワールドシリーズ、メッツ対ロイヤルズは、ロイヤルズが3勝1敗として、30年ぶり2回目の優勝に王手。日本シリーズも終わり、今日で今年の野球も終わりとなるか、メッツ頑張れるか、もうすぐ始ります。

投稿者 m-staff : 2015年11月02日 09:52

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