[2015年11月22日]

河馬の背のごときは何ぞおでん鍋

上田五千石(1933〜97)

おでん鍋が冬の季語。関東だき、おでん屋も同意の季語です。
おでんは、煮込み田楽の略称。東京が本場で、濃い味付けで、関西では関東煮(かんとうだき)と言って、味付けを薄くして食べます。おでん屋の銅引きの大きな鍋に、焼き豆腐、こんにゃく、がんもどき、はんぺん、竹輪、すじ肉、大根、卵、じゃがいも、ロールキャベツなどを煮込んだもので、辛子をつけて食べますね。
この句では、そのような時に、女将から「お客さん、何にしますか」と聞かれたときに「河馬の背のごときは何ぞ」と思わず女将さんに聞いたことがそのまま句になりました。
今日は、小雪。24節気の一つで、寒さまだ深からず、雪まだ大ならずの意味。
作者うえだ・ごせんごくの紹介は、2005年1月19日を参照。
(出典:上田五千石著「生きることをうたう」NHK放送出版協会、1990年刊)
・昨日の句会のあとの忘年会は、中華料理でした。暖かい日よりでしたが、今日は一転して寒く、季節の移り変わりが激しく感じます。

投稿者 m-staff : 2015年11月22日 09:32

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