[2015年11月26日]

わがまはりわが家のまはり日短し

山口波津女(1906〜85)

日短しが冬の季語。短日(たんじつ)、日短、日つまる、暮早しなども同意の季語です。
毎日、少しずつ日中の日が短くなっていますね。この冬の日の短さを短日と言います。あわただしく日が暮れるので人々の暮しもどことなく忙しくなってきます。
冬は午後になると、日差しにも暮色の感じが早くなり、空にはすでに月が昇っています。
この句では、わざわざ自分や家の周りは日が短く、暮れるのが早くなっている、と詠っています。日常は誰もがこの通りなのですが、ことさら、言われてみればどうして作者のまわりだけ日短しなんでしょうね。ちょっとおかしな気持ちになってきます。
作者やまぐち・はつじょの紹介は、2006年6月16日を参照。
(出典:石 寒太著「よくわかる俳句歳時記」、ナツメ社、2010年刊)
・今から162年前にロシアとオスマン帝国(現トルコ)との間でクリミア戦争が起こり、イギリス、フランスなどが参加しました。シリアをめぐってロシアとトルコの間がこれ以上まずくならないように祈ります。ところで、女優の原 節子さんが9月5日に95歳で亡くなっていました。忘れられないひとです。

投稿者 m-staff : 2015年11月26日 10:02

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