[2015年12月01日]

極月やべたべた貼られ千社札

河野友人

極月(ごくげつ)が冬の季語。師走、春待月、臘月なども同意の季語です。
とうとう今年も12月になりましたね。何やら慌ただしく日が過ぎてゆきます。
極月は、陰暦12月の異称。また、師走は、僧侶(師)もこの月になると忙しく走り回るので師走となりました。
この句の「千社札(せんじゃふだ」」は、神社に詣出る人が持参して社殿に張り付けるお札を言います。江戸時代から始まったもので、自分の氏名や、生国、店名などを書いたもの。のちに図案化して木版刷りとなり、仏閣、橋梁などにも貼られようになりました。
この句では、神社などにべたべた貼ってある千社札というものを通して、師走の忙しい人の心をとらえていますね。
今日は、映画の日、歳末助け合い運動開始。
作者こうの・ゆうじんの紹介は、2007年6月4日を参照。
(出典:「合本 俳句歳時記第三版」角川書店、2003年刊)
・水木しげるさん、「ゲゲゲの鬼太郎」が亡くなりましたね。93歳、合掌。戦友たちの怨念を妖怪に託したように思います。「ゲゲゲの女房」(布枝さん)の体調が心配です。

投稿者 m-staff : 2015年12月01日 09:25

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/5376