[2015年12月05日]

一色に大樹の銀杏落葉かな

小沢碧童(1881〜1941)

銀杏落葉が冬の季語。
散歩道にある武山中学校の大きな銀杏の木が葉を落として、周りを黄色に染めています。その上を歩くと、一つ一つの銀杏の葉が何かを語りかけてくるような気持ちにさせられます。
街路樹に植えられているのは銀杏がもっとも多く、神社やお寺の境内には大樹が多く見られます。秋になって、黄金色に黄葉した姿は美しく、またその落葉も美しく見えますね。晩秋には散り始めますが、冬に入るとその数を増して、やがてはすっかり葉を振るい落として、街路や境内には黄金色のじゅうたんでも敷き詰めたようになります。
この句では、その銀杏落葉の一色(ひといろ)に染め上がった様子を伝えてくれます。
作者おざわ・へきどうの紹介は、2007年2月21日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・横須賀はようやく強風が収まり、富士山がはっきりと顔を出しています。ノルウエーのリレハンメルで行われていた女子スキージャンプの高梨沙羅選手がW杯開幕戦で優勝しました。彼女のシーズンが始まりました。楽しみです。

投稿者 m-staff : 2015年12月05日 09:54

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