[2015年12月09日]

かなり倖せかなり不幸に花八ッ手

相馬遷子(1908〜76)

花八ッ手が冬の季語。八手の花、天狗の羽団扇なども同意の季語です。
冬になって、白い花をつけるウコギ科の常緑低木で、庭木としてときどき見かけます。
葉の形から「天狗の羽団扇」という別名もあり、寒さが厳しくなっても花をつけるたくましさがあります。庭に植えられている八手は、葉にばかり注意が行き、花が目立つということはありません。花は木の勢いをそぐと言って、摘まれてしまうからです。それでも白い花をひそかに咲かせていますね。
この句は、八手の地味に見えますが、レースのように透けて見える花が意外に爽やかなところをよくとらえています。日向でも日蔭でも周りの環境に合せる適応力を持っていますね。
今日は、漱石忌。朝日新聞でも岩波書店でも会社の調子が悪くなると漱石頼みになります。
作者そうま・せんしの紹介は、2005年5月2日を参照。
(出典:平井照敏著「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・COP21では、どのような合意が生まれるかが関心の的。また、テロリストISをどこまで封じ込められるかが次の興味。ストックホルムではノーベル賞の授賞式。毎日いろんなことが起きますね。

投稿者 m-staff : 2015年12月09日 09:23

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